哺乳瓶の消毒方法はどんなものがあるの?
哺乳瓶の消毒方法は大きくわけて「煮沸」・「電子レンジ」・「 薬液」の3種類があります。
3つも種類があるとどれが良いのか悩んでしまいますよね。
煮沸・電子レンジ・ 薬液どれも正しく使えば十分殺菌効果が期待できるので性能面では優劣はほぼ ありません。
しかし子どもがある程度の免疫が確保されるまでの約半年間、
そこで今回は各消毒方法のメリット・
消毒の方法やその特徴につきましてPigeon公式Q&A:お客様サポートにて記載されておりますので、詳細が知りたい方はそちらをご覧ください。
煮沸・電子レンジ・薬液(ミルトン)比較
今回は消毒を1日5回、6ヶ月(180日)使用し続ける( 合計900回使用)と想定してコストパフォーマンスの算出をおこないました。
算出根拠も記載してありますので、一日の回数が異なる場合は、 数値を変更して算出が可能です。
(母乳のサポートとして哺乳瓶を使う方や、 メインで使われる方によって使用頻度が異なるため中間をとって一 日当たりの使用回数を5回としてあります)
煮沸消毒の運用コスト算出
導入コスト:650円
〇LPガスの場合
使用コスト:8460円
合計:9110円
〇都市ガスの場合
使用コスト:4860円
合計:5510円
コスト算出概要
■導入コスト■
家にある鍋を使用し、すくい揚げる際は、
■使用コスト■
中火で5分で沸騰し、 沸騰後5分間煮沸消毒すると想定。(合計中火で10分加熱)
ガス代は電気ガスの比較サイトタイナビSwitchさんより1回当たり約9円(LPガスにて試算。都市ガスの場合は約5円)
水道代は1L当たり0.2円で、1回約2L使用と想定。
900回×9円/回(ガス代)+0.2円/L×2L×900回(水道代)=8460円
煮沸消毒のメリット・デメリット
〇メリット〇
- 新たに物を購入する必要がない
- 消毒の時間が短い(消毒時間10分)
●デメリット●
- 火を使用するため、常に見守り続けないといけない
- 鍋肌が高温になるため、プラスチック製品は変形する可能性がある
- LPガスの場合、ガスの使用コストが高い(都市ガスの場合約半分)
電子レンジスチーム消毒の運用コスト算出
導入コスト:2140円
使用コスト:900円
合計:3040円
コスト算出概要
■導入コスト■
電子レンジスチーム消毒が出来る専用の容器を購入すると想定(2140円)。
■使用コスト■
電気代は電気ガスの比較サイトタイナビSwitchさんより5分当たり約1円。
水道代は1回の使用でコップ一杯にも満たないため、0と仮定。
1円/回×900回=900円
電子レンジスチーム消毒のメリット・デメリット
〇メリット〇
- 価格が安価に運用できる
- そのまま保管が出来る
- 手間が少なく、短時間で消毒が完了(消毒時間5分)する(冷却時間を含めても15分で使用可能)
●デメリット●
- 電子レンジスチーム非対応の哺乳瓶(トライタン製)がある(変形や破損する恐れがある)
薬液(ミルトン)の運用コスト算出
導入コスト:1570円
使用コスト:9140円
合計:10710円
コスト算出概要
今回は薬液消毒と言えばお馴染みの「ミルトン」 で比較を行いました。
■導入コスト■
専用の容器を購入すると想定(1570円)。
■使用コスト■
1日1回錠剤を用いて、薬液を4L作製。
薬液は1度作れば24時間までなら何度でも使用可能です。
1500円で60錠入りで1回当たり2錠使用するため、1日当たり50円となります。
50円/日×180日=9000円
水道代は1L当たり0.2円で、1回約4L使用と想定。
0.2円/L×4L/日×180日=144円≒140円
薬液消毒のメリット・デメリット
〇メリット〇
- 薬液から取り出してそのまま使用可能(水洗いの必要がない)
- 搾乳機やおもちゃの除菌にも使用できる
- 入れておくだけなので、手間が少ない
- 非対応の哺乳瓶が無い(全ての哺乳瓶で使用可能)
●デメリット●
- 薬液が他の方法と比較して高価
- 消毒に1時間以上の時間を要する
- 置き場所を取る
まとめ
価格で比較を行うと
1位:電子レンジ(3040円)
2位:煮沸:都市ガス(5510円)
3位:煮沸:LPガス(9110円)
4位:薬液(10570円)
という結果となりました。
時間で比較(消毒が完了するまでの時間)を行うと
1位:電子レンジ(5分)
2位:煮沸(10分)
3位:薬液(1時間)
となり、コスパ・時間共に電子レンジが最もおすすめできる消毒方法です。
結果:電子レンジスチームはお手軽かつ、保管も容易でコストも安いので大変お勧めです。
またおもちゃや搾乳機など大量に除菌したいという方は薬液もおすすめです。
コストと使用目的から自分に合った除菌方法を選んでみてください。
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